ここは東京24区?〜僕のシンガポール生活でのヒト、モノ、カネ、情報

シンガポールに住む日本人の中で、ここシンガポールは「東京24区」と呼ばれているらしいです。

たくさんの日本人が住み、和食レストランも豊富で、日本の食材も手に入りやすく、まるで東京に住んでいるかのようだということなのでしょう。

もちろん、ここシンガポールは一つの独立国であって、それを外国人である僕たちが「東京の一部みたい」というのはシンガポール人にとって大変失礼な話ではあるものの、実際に住んでみると、確かに東京と何ら変わらない生活を送れています。

そこで、今回は、僕のシンガポールでの生活を「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」という4つの視点から書いてみます。

将来、シンガポール(もしくは日本国外)で生活する人たちの参考になれば幸いです。

ヒト

東京・シンガポール間は直行便で約6〜7時間かかります。料金は大手航空会社のエコノミー大人1席で往復約8万円(サーチャージ込)くらいでしょうか。

意外と「遠い」「高い」と思われるかもしれませんが、ここ数年で、

・羽田空港からの直行便が就航(JAL、ANA、SQなど)
・さらにエアアジアなどのLCCが就航(ただしいずれも経由便)

などの登場により、東京・シンガポール間の移動が格段に楽になりました。

まず、羽田便。羽田空港からの発着といっても、成田発着と比べて飛行時間はほとんど変わりません。ただ、羽田から東京都心へのアクセスは電車で20分程度。同様にシンガポールのチャンギから中心部へのアクセスはタクシーで20分(2,500円)程度。
よって、羽田便の就航によって心理的に距離が縮まったように感じます。ただ、今のところ深夜便や早朝便のみなので、子連れでのフライトにはやや難があります。

次にLCC。エアアジア(羽田便)やスクート航空(成田便)などがあります。いずれもクアラルンプールや台北などの経由便のみですが、値段はエコノミー大人1席で往復3〜4万円(サーチャージ込)です。プロモーション時には1〜2万円ということもあります。

将来的に、羽田発着のLCC直行便が登場すれば、1〜4万円で往復できるので、フライト時間は別にして料金的には東京から国内の地方都市に移動するのと変わらなくなってきますね。

また、これはヒトの移動とは関係ありませんが、facebookやtwitterなどのSNSの登場によって、東京に住んでいようが、シンガポールに住んでいようが、気軽に繋がれますよね。もはやお互いが住んでいる場所の距離よりもSNSでの繋がりの方が重要かもしれません。

唯一の問題点は、友人・知人に「気軽に会えない」ことでしょうか。ただ、僕自身は頻繁にヒトと会うタイプではないので、個人的にはあまり問題には感じてません。それなのに、なぜか東京に住んでいたときよりも、日本から出張やレジャーでシンガポールに来た友人とランチする頻度の方が高くなっています(笑)

モノ

シンガポールは大都市なので、一通りのモノは手に入ります。明治屋(スーパーマーケット)、ユニクロ無印良品ダイソー紀伊国屋書店などの日系のお店もあり、何ら生活に困ることはありません。もちろん、日本よりも値段がやや割高ですが。

ただ、実際問題として、ちょっとマニアックな文具や日用品などの生活雑貨類。これはシンガポールでも探せばどこかに売っているかもしれませんが、僕の場合は、それらを探す時間がもったいないので、アマゾンや楽天で注文して実家に送っています。そして月に1回、郵便局のEMS便でシンガポールに配送してもらってます。これは大きさではなく重さでの従量課金になるので、みかん箱一箱分で、4,000〜8,000円くらいの送料がかかります。

僕のように実家経由の配送ができない場合は、転送コムというサービスもあります。「細かいモノを何度も送って保管しておいてもらって、それらをまとめて送ってもらう」というのはやりずらいのですが、1品だけどうしても日本から取り寄せたい(けれど、そのネットショップでは国外配送に未対応)という場合は、気軽に利用できるサービスです。

カネ

まず、個人のお金の管理について。

僕は日本で、新生銀行と三菱東京UFJ銀行を利用しています。いずれもネットバンキングサービスがあり、事前登録すれば海外の指定の口座に円送金することが可能です。ただし、新生銀行の場合は送金指示を出すのにテレホンバンキング+オペレーターへの口頭指示が必要になります。

次に、法人のお金の管理について。

僕は日本にも法人をいくつか持っていますが、いずれも三菱東京UFJ銀行のBizStationというオンラインバンキングサービスを利用しています(月額2,100円)。これを使えば、国内のスタッフへの給与支払いなどもワンクリックで完了。便利ですよね。ただ、日本の夜間や週末・祝祭日にはログインすらできないのがやや不便ですが。

情報

もう、これはインターネット。よくチェックしているのはヤフートピックス、ブログ、メルマガ、SNSなど。

次に新聞。日本に住んでいたときは新聞を読んでなかったのですが、こちらに来てから、逆に新聞を読むようになりました。日経、朝日ともに、デジタル版があるので、iPad miniで読んでます。紙面をめくるUIなのが、デジタルっぽくないですが、情報が俯瞰しやすいので、僕はむしろこの紙面ぽいUIが気に入ってます。

それから、書籍。紀伊国屋書店でも買えますが、僕はアマゾンジャパンで注文してます。1万円以上のまとめ買いであれば、国際配送料を考慮してもこちらの紀伊国屋で買うよりも安いです。注文すれば、4〜5日で到着。ただし、書籍以外の日用品や家電系については国外配送対象外なのでご注意ください。

といいつつ、最近は、書籍については、kindleもしくはスキャン代行会社を利用してます。kindleなら即座に読めますし、スキャン代行会社を利用する場合も4〜7日でpdf化してくれますからね。問題は雑誌。僕が利用しているスキャン代行会社は雑誌は対象外なんですよね。どこか雑誌をスキャンしてくれる会社ないかな。。

最後に、テレビ。基本的にここ10年くらいテレビは観てません。が、唯一の例外はサッカー。ワールドカップ、ユーロ、プレミア、CLなどは、こちらのケーブルTVで放映しているのですが、問題は日本代表戦(特に親善試合)。これを観るには、

・日系の居酒屋でのパブリックビューイング … リャンコートのニライカナイや、UEスクエアのえん、など。
・インターネット … vipboxニコニコ生放送Justin.tv

などを利用することが多いです。

サッカー以外も日本のテレビが観たいという場合は、スリングボックスなどを利用している人が多いです。実家などに設置して、インターネット経由で視聴するやつです。我が家でも、半年前にガラポンというのを導入したのですが、これは自分の環境だと実質的に使い物にならなくて返品しちゃいました(改善に期待してます)。よって、近いうちに、スリングボックスを導入予定です(ほぼ子供のためのアニメ観賞用として)。

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ということで、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つの視点で、僕がシンガポールでの生活で利用しているサービスなどを紹介してみました。

「制約が多すぎて、ぜんぜん東京との生活と違うじゃないか」と感じる方がいるかもしれません。一方で「これならシンガポール(日本国外)でも、普通に生活できるかも」と思われる方もいるでしょう。ぼくは、もともと後者のタイプで、実際にシンガポールで生活してみて、ますますその意を強くしています。世界は急速に狭くなってますね。

また、いずれはシンガポール以外の国にも住んでみたいと思って、リサーチしているのですが、調べれば調べるほど、シンガポールという都市は「日本人が最初に海外で生活するのに理想的な都市」だなと実感してます。家族がいらっしゃる方の場合は、特に。いきなりアフリカや中東の都市に住めと言われたら、自分はともかくとして妻や子供たちが拒否反応を示しそうですからね(笑)

ということで、いずれシンガポールで生活してみたい人、近いうちにシンガポールに引っ越してくる人たちに、シンガポールでの生活を少しでもイメージしてもらえればということで、このエントリーを書きました。

他にも、子供の学校のネタなど、どんどんと書いていきたいと思います。